年末年始のご案内2013

今年もあっという間に残り一か月少々となりました。年末年始の診察のご案内です。

30日(日)  平常通りの診察  午前9時~12時 午後4時~7時

31日(月)  平常通りの診察  午前9時~12時 午後4時~7時

1日(火)   休診日(平常通り)

2日(水)   緊急診察の   午前10時~12時 午後4時~7時

3日(木)   緊急診察のみ  午前10時~12時 午後4時~7時

4日(金)   平常通りの診察 午前9時~12時

2,3日はお正月のため特別料金をいただきます。また、お電話も多くあることが予想されますが、お電話だけでは判断できないことが多くあります。よって、基本的にはお電話だけでの相談・診察は行いませんのでご了承ください。

ご迷惑をおかけしますが、確認をよろしくお願いします。

ネコちゃんのカゼとワクチン

  急速に秋も深まってきました。寒く乾燥してきて、ヒトだけでなくネコちゃんもカゼの注意が必要な季節になってきました。そこで今回はネコちゃんのカゼのお話です。

主なカゼの原因は?

 ネコカリシウイルス、ネコヘルペスウイルス・・・これらのウイルスがまず初めに感染することによってカゼが始まります。

 ボルデテラ、クラミジアなど・・・・細菌です。カゼが始まった子に、さらにこれらが感染することによって(二次感染)症状が悪化します。

 

どのように感染してしまうのか?

目、鼻、唾液がくしゃみで飛ぶことによって・・・カゼのイメージとしては当たり前と思います。

毛、うんち、おしっこに触れることによって・・・「毛」はネコちゃんがいる環境ならどこにでもあります。ノラネコちゃんが歩けばあちこちに毛は落ちているということです。

ご家族の方の服や手などから・・・特にウイルスは長時間生きることができます。例えばオーナー様がノラネコちゃんの近くを歩いただけでも、ウイルスが飛んで来たり、「毛」がくっついたりすることがあります。そのまま家に帰れば家の中にいるネコちゃんにも感染してしまいます。

ストレスによって・・・感染しているネコちゃんは症状の有無に関わらず、ストレスがかかることで病原菌を体から放出し始めます。多頭飼育をしている場合は問題になってしまいます。

ワクチンは大切

 感染してしまう理由で注目しなくてはならないのは、「直接カゼのネコちゃんに触れなくても感染する可能性がある」ということです。つまり家の中で飼育していても感染しうるということになり、ワクチンは必要ということになります。

 残念ながらワクチンで100%感染を予防できるわけではありません(ヒトもインフルエンザワクチンを接種してもウイルスの型が合わずに感染してしまうことがあるのと同様です)。しかし、もし感染が起こってしまってもワクチンには「症状を軽減する効果」が期待できるので、接種しても決して損はないのです。

 日本でのネコちゃんのワクチン接種率は非常に低いと言われています(10%程度)。ワクチンを接種することで得られるメリットはとても大きいですので、ネコちゃんのためにワクチンを接種してあげることをお勧めします。

 

ネコちゃんのフィラリア症

 はじめにフィラリア症とは、蚊に刺されることで感染する寄生虫が原因になって起こる、心不全や呼吸困難が起こる病気です。最期は亡くなってしまうことが非常に多い恐ろしい病気です。ワンちゃんでは必ず毎年お薬を飲んで予防する病気です。逆にネコちゃんではほとんど予防がされることがない病気ですが、ネコちゃんでも命の危険にさらされることがある病気なのです。 

 ではなぜネコちゃんでは予防されないのでしょうか? それは「感染する確率の低さ」が大きな原因にあげられます。いわゆる地域猫でフィラリアに感染している確率は20%未満と言われています(100頭れば10頭くらい感染があるということ)。ネコちゃんはフィラリアの感染に対する耐性が強いということになります。よって、病院で勧められることも少ないですし、オーナー様も「フィラリア症って何?」となってしまうのです。しかし、一度感染が起こるとワンちゃんより重症になります。ここが大きな問題です。なので予防をしてあげることが理想的なのです。

症状

呼吸困難

嘔吐

 肺に強い炎症を起こすのがネコちゃんのフィラリア症の特徴です。ここから亡くなってしまうことも多くあります。ほかにもなんとなく元気がない、食欲が安定しない、体重が減るといった漠然とした症状の場合もありますが、ここからフィラリア症を特定することは難しいです。

検査・診断

 ネコちゃんのフィラリア症の場合ここが一番の問題です。ワンちゃんのように簡単な検査で確実に診断する方法がないからです。ワンちゃんであれば感染があるかないかを血液検査で短時間で行うことができます。しかし、ネコちゃんはそれだけでは判断ができないことも多くレントゲン、エコー、血液検査などを総合的に評価する必要があります。

予防

 フィラリア症は、発症すると大変なことになってしまうことが多いためワンちゃんではしっかり予防することで感染未然に防ぎます。ネコちゃんでも同様です。予防には、「飲み薬」か「スポット製剤(背中につけるタイプの薬)」があります。ネコちゃんは内服が苦手なことが多いのでスポットタイプのお薬が向いているかもしれませんね。

 感染する可能性が低いのでなかなか強くお勧めしづらいところもあるのですが、心配な場合はご相談していただければと思います。

☆スタッフ募集☆

 10月に入って、朝夕の気温の差も大きくなってきました。ヒトはもちろんワンちゃん、ネコちゃん、エキゾチックアニマルの子たちも体調に気をつける必要がある時期です。

 募集は終了しました。ありがとうございました。

秋の健康診断キャンペーン

まだまだ暑い日が続いていますが、9月からの健康診断血液検査キャンペーンのご案内です。今年はホルモン検査に加えて肝臓の機能を確認できるセットが加わります。通常なら10000円前後の検査なのでこの期間はかなりお安くなっていると思います。

検査でわかる主な病気

甲状腺機能低下症 5500円

 歳をとったワンちゃんに多い病気です。症状は、「痩せてきた」、「元気がない」、「お腹を壊しやすい」、「皮膚病や脱毛」などです。一見すると典型的な症状がないところが困ったところで発見を遅らせてしまう原因でもあります。

甲状腺機能亢進症 4500円

 歳をとったネコちゃんに多い病気です。症状は、「食べても食べても痩せていく」、「うちの子は年をとっているのにとても元気なの」、「夜に変な声で鳴く」などです。また同時に慢性腎臓病も発症していることもあるので注意です。今回の血液検査で両方の病気をチェックできてしまいます。

副腎皮質機能亢進症 5500円

 ワンちゃんに見られる病気です。症状は、「水を大量に飲む」、「毛が抜けてきた」、「お腹が出てきた」、「痩せられない」などです。比較的典型的な症状が出てくることが多いですが、わかりにくいことも多い病気です。

肝機能検査 3500円

 この検査は、これまでに「肝臓が悪いですね」と言われたことがあるワンちゃん・ネコちゃんに有効になるかと思います。通常の検査(ALT、ASTなど)のみでは評価できない部分も確認できるのが良いところです。今までに肝臓が悪いと言われたことがある子はご相談していただければと思います。

 健康診断をして「健康ですよ。よかったですね。」と言ってあげられるのが一番なのですが、悪いところが見つかってしまう場合もあります。しかし、早期に発見できれば病気も悪くなる前に治すこともできる可能性が高くなります。なので、「うちの子も歳をとってきたから・・・」、「気になる症状があるなぁ」と思ったら、今回の健康診断キャンペーンを利用していただくのも良いかもしれません。

 

耳の病気2

 暑い日が続いています。まだまだ外耳炎で来院されるワンちゃん(ときどきネコちゃん)が多い季節です。

 ワンちゃんでは15~20%の子が外耳炎があると言われていて、ネコちゃんでも6~7%の子が外耳炎を持っていると言われています。

外耳炎を起こす要因

・垂れ耳・・・換気が悪くなるため

・多毛症・・・耳に大量に毛がはえる犬種の子。換気が悪くなってしまいます。

・湿度・・・夏はここが問題です。

・脂漏症・・・全身性の脂が多く出てしまう子。アメリカン・コッカー・スパニエルの子など。

・正しくない耳のケア・・・めん棒でこすってしまう、洗浄液で濡れたままになってしまうなどです。

また、アレルギー性皮膚炎の1つの症状として外耳炎が起こることも多いです。アレルギーをもっているワンちゃんの80%に外耳炎が見られると言われていることを考えると、逆に外耳炎がある子の多くはアレルギー性皮膚炎を持っている可能性があるということです。

「耳だし急いで病院に行かなくても・・・」、「ちょっとした病気では?」と思われることもあるかもしれない病気ですが、ひどくなると中耳炎さらに内耳炎と悪化し、神経症状が出てしまうこともあります。また薬が届きにくい場所でもあり隠れた病気が元になっていることも多いので、オーナー様が想像されるより治りにくい病気でもあります。

 耳が赤い、痒そうにしてる(耳を掻く、頭を振る)、耳が臭うなどの症状が見られた場合は早めの来院を心がけていただくと早期治療ができ、それだけ早く治る可能性も高くなります。

お盆中の診察予定

 とても暑くなってきました。熱中症に注意しましょう。

今年のお盆も平常通り診察を行っております。

火曜日は休診日です。金曜日の午後は予約診療となっております。

耳の病気

暑くなり湿度も上がってきました。ここ最近、「耳を痒がっている」、「耳が臭う」と来院されるワンちゃんが増えてきています。

家でみられる外耳炎のサイン

・後ろ足で耳を掻く。耳に足が届かない子もいるので耳の後ろや後頭部を掻いているように見える子もいます。

頭を振っている。全身ではなくて頭だけを振っていることが多いです。

・耳たぶが赤い。

・顔の近くが臭う。歯肉炎による口臭が強いこともあります。

外耳炎は耳が垂れているワンちゃんが起こりやすいと言われたりしますが、必ずしもそうとは限りません。例えば柴犬では多く外耳炎が見られます。また、アレルギーなど一見別な疾患が元にあって外耳炎を起こすこともあります。

 少しでもおかしいと思ったら早めに来院していただければと思います。「まずは家で耳のお掃除をして様子を見よう」とすると、がんばってお掃除をしてあげようとした結果、かえって痛みや炎症を悪化させてしまっている子を見かけたりします。ひどくなる前に治療を開始してあげればそれだけ治りが早いので、家でがんばりすぎるのも注意が必要です。

ノミ・マダニの予防

梅雨に入り蒸し暑い季節になってきました。そろそろ本格的にノミ・マダニも増えてくる季節です。ノミ・マダニに吸血されるだけでなくそこから多くの病気になってしまうことがありますので、予防をしてあげることでさらなる病気にもならないようにしてあげることをお勧めします。

ノミに寄生されることの問題

・血を吸う

・痒み

・ノミ自体やノミのフンによって起こるアレルギー(特にネコちゃんに多い)

・痒みによって体をかいてしまい、キズにばい菌が感染してしまう

・ヒトが誤って吸血されたり、ヒトがノミに対してアレルギーになる       など

 特に大きな問題になりやすいのは、ノミアレルギー二次的な皮膚炎(掻きむしる、ばい菌の感染)です。また、大量のノミに寄生されると貧血を起こすこともあります。

マダニに吸血されることの問題

・血を吸う

・痒いよりも痛い

・アレルギー反応によって、吸血された場所が腫れあがる

・バベシア症                                など

 もしも足の裏などを吸血されるとひどい痛み足を挙上したりしてしまいます。さらにアゴが深く皮膚に入り込むことで腫れあがりなかなか治らないこともあります。

 バベシア症は赤血球を破壊してしまう寄生虫の病気で、貧血を起こしてしまいます。最近になって関東地方でも見られるようになってきた病気です。治療方法も確立していない病気ですので、しっかりとマダニの予防を行って感染しないようにしてあげることをお勧めします。

 

フィラリア症の予防はお済みですか?

 5月も下旬となりました。暑い日も続くようになって、蚊も多く見られるようになってきました。

さて、当院では安全を考えて5月からフィラリア症の予防をお勧めしていますが、まだフィラリアの予防が済んでいないワンちゃんはいませんでしょうか?フィラリア症は命に関わる感染症です。もしもまだ予防がお済でない場合は早めの来院をお勧めします。

 また、ノミ・マダニも増えてくる時期です。吸血されることでかゆみや痛みが起こるだけでなく、アレルギーの原因の1つになったり、バベシア感染なども心配です。さらにはヒトのアレルギーの原因になったり間違ってヒトが吸血されることもありますので、合わせて予防していただくこともお勧めです。