☆スタッフ募集☆

 10月に入って、朝夕の気温の差も大きくなってきました。ヒトはもちろんワンちゃん、ネコちゃん、エキゾチックアニマルの子たちも体調に気をつける必要がある時期です。

 募集は終了しました。ありがとうございました。

秋の健康診断キャンペーン

まだまだ暑い日が続いていますが、9月からの健康診断血液検査キャンペーンのご案内です。今年はホルモン検査に加えて肝臓の機能を確認できるセットが加わります。通常なら10000円前後の検査なのでこの期間はかなりお安くなっていると思います。

検査でわかる主な病気

甲状腺機能低下症 5500円

 歳をとったワンちゃんに多い病気です。症状は、「痩せてきた」、「元気がない」、「お腹を壊しやすい」、「皮膚病や脱毛」などです。一見すると典型的な症状がないところが困ったところで発見を遅らせてしまう原因でもあります。

甲状腺機能亢進症 4500円

 歳をとったネコちゃんに多い病気です。症状は、「食べても食べても痩せていく」、「うちの子は年をとっているのにとても元気なの」、「夜に変な声で鳴く」などです。また同時に慢性腎臓病も発症していることもあるので注意です。今回の血液検査で両方の病気をチェックできてしまいます。

副腎皮質機能亢進症 5500円

 ワンちゃんに見られる病気です。症状は、「水を大量に飲む」、「毛が抜けてきた」、「お腹が出てきた」、「痩せられない」などです。比較的典型的な症状が出てくることが多いですが、わかりにくいことも多い病気です。

肝機能検査 3500円

 この検査は、これまでに「肝臓が悪いですね」と言われたことがあるワンちゃん・ネコちゃんに有効になるかと思います。通常の検査(ALT、ASTなど)のみでは評価できない部分も確認できるのが良いところです。今までに肝臓が悪いと言われたことがある子はご相談していただければと思います。

 健康診断をして「健康ですよ。よかったですね。」と言ってあげられるのが一番なのですが、悪いところが見つかってしまう場合もあります。しかし、早期に発見できれば病気も悪くなる前に治すこともできる可能性が高くなります。なので、「うちの子も歳をとってきたから・・・」、「気になる症状があるなぁ」と思ったら、今回の健康診断キャンペーンを利用していただくのも良いかもしれません。

 

耳の病気2

 暑い日が続いています。まだまだ外耳炎で来院されるワンちゃん(ときどきネコちゃん)が多い季節です。

 ワンちゃんでは15~20%の子が外耳炎があると言われていて、ネコちゃんでも6~7%の子が外耳炎を持っていると言われています。

外耳炎を起こす要因

・垂れ耳・・・換気が悪くなるため

・多毛症・・・耳に大量に毛がはえる犬種の子。換気が悪くなってしまいます。

・湿度・・・夏はここが問題です。

・脂漏症・・・全身性の脂が多く出てしまう子。アメリカン・コッカー・スパニエルの子など。

・正しくない耳のケア・・・めん棒でこすってしまう、洗浄液で濡れたままになってしまうなどです。

また、アレルギー性皮膚炎の1つの症状として外耳炎が起こることも多いです。アレルギーをもっているワンちゃんの80%に外耳炎が見られると言われていることを考えると、逆に外耳炎がある子の多くはアレルギー性皮膚炎を持っている可能性があるということです。

「耳だし急いで病院に行かなくても・・・」、「ちょっとした病気では?」と思われることもあるかもしれない病気ですが、ひどくなると中耳炎さらに内耳炎と悪化し、神経症状が出てしまうこともあります。また薬が届きにくい場所でもあり隠れた病気が元になっていることも多いので、オーナー様が想像されるより治りにくい病気でもあります。

 耳が赤い、痒そうにしてる(耳を掻く、頭を振る)、耳が臭うなどの症状が見られた場合は早めの来院を心がけていただくと早期治療ができ、それだけ早く治る可能性も高くなります。

お盆中の診察予定

 とても暑くなってきました。熱中症に注意しましょう。

今年のお盆も平常通り診察を行っております。

火曜日は休診日です。金曜日の午後は予約診療となっております。

耳の病気

暑くなり湿度も上がってきました。ここ最近、「耳を痒がっている」、「耳が臭う」と来院されるワンちゃんが増えてきています。

家でみられる外耳炎のサイン

・後ろ足で耳を掻く。耳に足が届かない子もいるので耳の後ろや後頭部を掻いているように見える子もいます。

頭を振っている。全身ではなくて頭だけを振っていることが多いです。

・耳たぶが赤い。

・顔の近くが臭う。歯肉炎による口臭が強いこともあります。

外耳炎は耳が垂れているワンちゃんが起こりやすいと言われたりしますが、必ずしもそうとは限りません。例えば柴犬では多く外耳炎が見られます。また、アレルギーなど一見別な疾患が元にあって外耳炎を起こすこともあります。

 少しでもおかしいと思ったら早めに来院していただければと思います。「まずは家で耳のお掃除をして様子を見よう」とすると、がんばってお掃除をしてあげようとした結果、かえって痛みや炎症を悪化させてしまっている子を見かけたりします。ひどくなる前に治療を開始してあげればそれだけ治りが早いので、家でがんばりすぎるのも注意が必要です。

ノミ・マダニの予防

梅雨に入り蒸し暑い季節になってきました。そろそろ本格的にノミ・マダニも増えてくる季節です。ノミ・マダニに吸血されるだけでなくそこから多くの病気になってしまうことがありますので、予防をしてあげることでさらなる病気にもならないようにしてあげることをお勧めします。

ノミに寄生されることの問題

・血を吸う

・痒み

・ノミ自体やノミのフンによって起こるアレルギー(特にネコちゃんに多い)

・痒みによって体をかいてしまい、キズにばい菌が感染してしまう

・ヒトが誤って吸血されたり、ヒトがノミに対してアレルギーになる       など

 特に大きな問題になりやすいのは、ノミアレルギー二次的な皮膚炎(掻きむしる、ばい菌の感染)です。また、大量のノミに寄生されると貧血を起こすこともあります。

マダニに吸血されることの問題

・血を吸う

・痒いよりも痛い

・アレルギー反応によって、吸血された場所が腫れあがる

・バベシア症                                など

 もしも足の裏などを吸血されるとひどい痛み足を挙上したりしてしまいます。さらにアゴが深く皮膚に入り込むことで腫れあがりなかなか治らないこともあります。

 バベシア症は赤血球を破壊してしまう寄生虫の病気で、貧血を起こしてしまいます。最近になって関東地方でも見られるようになってきた病気です。治療方法も確立していない病気ですので、しっかりとマダニの予防を行って感染しないようにしてあげることをお勧めします。

 

フィラリア症の予防はお済みですか?

 5月も下旬となりました。暑い日も続くようになって、蚊も多く見られるようになってきました。

さて、当院では安全を考えて5月からフィラリア症の予防をお勧めしていますが、まだフィラリアの予防が済んでいないワンちゃんはいませんでしょうか?フィラリア症は命に関わる感染症です。もしもまだ予防がお済でない場合は早めの来院をお勧めします。

 また、ノミ・マダニも増えてくる時期です。吸血されることでかゆみや痛みが起こるだけでなく、アレルギーの原因の1つになったり、バベシア感染なども心配です。さらにはヒトのアレルギーの原因になったり間違ってヒトが吸血されることもありますので、合わせて予防していただくこともお勧めです。

駐車場利用のご注意

駐車場内でのお散歩はマンションの住人様との共有のスペースになっておりますので禁止となっております。です。糞尿によりマンションの住人の方へ迷惑をかけしてしまいますので、ご理解とご協力をよろしくお願いします。

フィラリア予防の季節です

今年もフィラリア予防の季節がきました。

 フィラリアは、もしも感染してしまうと命に関わる寄生虫ですのでしっかりと予防しましょう。予防期間は5月から12月までの8ヵ月間が安心です。

 また、今年もフィラリアの血液検査と合わせて血液検査による健康診断のキャンペーンも行っていますので一緒に行ってみてはいかがでしょうか。特に、「健康そうに見える子」でも隠れた病気の早期発見につながるのでお勧めです。

 ネコちゃんのフィラリア予防もお勧めしていますので、「ネコちゃんのフィラリアって?」と思われた場合は気軽に相談していただければと思います。

お家でのアレルギー予防

 今回は、家でやっていただきたいワンちゃんのアレルギー性皮膚炎の予防についてです。

 換気を良くすること。カビやダニは湿度が高いと増殖しやすいので湿度を高くしないようにするためです。

 フローリングにすること。カーペットや畳などはダニの食べ物がたくさんつまってしまいダニには好都合だからです。また、ヒトが眠る布団やソファーもダニが発生しやすい部分なので注意が必要です。しかしフローリングは足が滑るので関節を痛めやすくなってしまうところはデメリットです。

 エアコンの掃除。エアコンのフィルターは放っておくとカビだらけになります。夏になってそのような状態でエアコンを使用するとカビを部屋中にまき散らしてしまうことになりかねません。

 服を着ること。服を着ることでお散歩の際に体に付着する花粉を減らすことができます。さらにお散歩から帰ったら体を拭いて花粉を落とすことも効果的です。足先にも花粉などがくっついているので皮膚にやさしいシャンプーを使って洗ってあげると良いです。

 原因になる食べ物を徹底的に避けること。食物アレルギーの場合ですが、ほんの少しでも原因物質を食べてしまってもアレルギー性皮膚炎を起こすことがあるので厳重な食事管理が重要です。

 これだけで治るといったものではありませんが、しかし、これだけでも症状が軽くなることはありますので是非実践していただけると良いと思います。そして原因がわかっていると予防もしやすくなりますので、気になる場合はご相談していただければと思います。