フェレットとインフルエンザ

 今年もインフルエンザが流行してきました。皆様も体調に気を付けてください。

 さて、ヒトのインフルエンザウイルスがフェレットちゃんにも感染することをご存じでしょうか。感染する確率はかなり高いのでご家族の方でインフルエンザの感染があった場合は部屋を分けてあげる、感染しているご家族の方を近づかせない、手を洗ってから触れるなどの配慮をしてあげてください。それでも「もしかしたらうつってしまったかも?」と思ったらご相談していただければと思います。

寒くなってきました

12月に入り、寒さも徐々に増してきました。

 冬に多く見られる病気の一つにネコちゃんの膀胱炎があります。これから数ヶ月の寒い時期は特に注意が必要ですので、「トイレに行く回数が増えた」、「何も出ていないのにトイレで長く座っている」、「おしっこの色が赤っぽい」といった症状が見られたらすぐに来院するようにしてください。さらに症状が悪化すると吐いたり、ぐったりしたり、けいれんなども見られることもあり、特に男の子の場合は尿閉(おしっこがでなくなってしまう)を起こして命の危険にさらされることもあります。

 エキゾチックペットの子たちも寒さ対策が必要です。ハムスター、トリ、ハリネズミ、哺乳類以外の子たちは特に注意が必要です。また、ウサギやフェレットの子たちなどでも、老齢の子では体力も落ちてきているので特に注意してあげてください。

 今月末まで、ワンちゃん・ネコちゃんの健康診断血液検査のキャンペーン中ですので、是非この機会に検査をしてみてはいかがでしょうか?